逆子の言い聞かせってやらない方がいい

「つまりね、『腰痛』という文字を見たり、聞いたり、口にしたりするだけで、ペインマトリックスを興奮させ、痛みを強める可能性があるんです」

人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える

これは友人の伊藤かよこさんが書いたもので、いたるところに名言があります。

伊藤かよこOfficial site
https://www.itokayoko.com

 

まだ痛い

まだ治っていない

不安や心配は鎮痛作用を抑制してしまいます。

 

逆に安心する事で鎮痛効果は上がります。

例えば小さい時にお母さんに「痛いの痛いの飛んでいけ」と言われたて痛みが軽くなった、そんな経験の持っておられる方は少なくないと思います。

 

痛みを思い出せば出すほど「治らない」「治せない」です

そしていつの間にか痛みが持続してしまう。

もう治っているはずなのに、脳が痛みを覚えてロックしてしまった等々。

 

これは逆子も一緒

特に言い聞かせはその事実をロックしてしまう事があるので、どうなのかと思ってしまわけなのです。

(ちょくちょくブログに書いているので、またかと思われる方も少なくないとは思いますが、またまたのお付き合いを少しばかり、、。)

逆子ちゃんへの言い聞かせについて

逆子ということで、言い聞かせをしている方は多いです。

ネットにも言い聞かせが良いとかいてあります。

赤ちゃんと話をするのは悪い事ではありません。

むしろお腹に向かって積極的に話かけることで、赤ちゃんをイメージする事ができるのはとても良い事ですし、赤ちゃんへの積極的関心にもつながりますので、胎児ネームをつけて話かけるまでしなくても、話しかけるのは大いに賛成です。

 

ただ、逆子の場合の言い聞かせは

下を向いてね

こっちが下よ

と頭位を促すものがほとんどです。

 

頭位を促す言葉を言い続ける事は逆子の状態が続いている事を確認しているようなもの。

確認するたびに、まだ下を向いていないとか、どうして私だけ不安のまま妊娠期を続けていかなければならないんだろうかとか、そのような不安や心配が増える事につながります。

 

不安が増える事で、胃腸の働きも鈍ります。そして少しの痛みも増幅して感じるようになります。

それでお腹はますます固くなり、結果骨盤位が継続することになってしまい、そのまま帝王切開になってしまう事も少なくありません。

 

そのほか言い聞かせで思うことですが、子どもって

親のお願いや命令は、無視するどころか逆をやりたがる

ということです。

 

子育てを経験した事があれば、よくわかるかと思います。

子どもって親の言うことを聞かない!

 

胎児もそう

胎児にお母さんの声が聞こえるとか聞こえないとか言った話でなく

スピリチュアルな話でもなく

胎児にお母さんの気持ちが伝わるのだとしたら、言い聞かせで子どもをしばりつけるのはどうかと思う次第なのです。

だから逆子の言い聞かせを頑張っている人に滑稽さを感じてしまうのです。

 

うちには子どもが4人おります。

四者四様、みな違います。

同じお腹から生まれたのにも関わらず、これだけ違うと、それを面白がる事しかできません。

 

そうきたか

すげーな!

親の思い通りになりなさ過ぎて、起きた事を楽しむ事しかできません。

 

でも、だからこそ、

子どもの関心に関心を持ち続ける

ようにしてきたつもりです。

 

これが意外と楽しく、自分では絶対に目を向けなかった世界、関心を持つ事がなかった世界に色々と連れていってもらいました。

 

胎児もそう。

逆子を直そうだなんておこがましい。

といいますか、そこに固執するから直るものが直らなくなるわけです。

 

逆子直しに大切な事は

お灸

体操

気持ち

睡眠

冷えはお灸でなんとでもなるので、まずこれらをしっかり説明しています。

ちゃんと腑に落ちると、週数が高くても直りやすくなります。

 

37週の健診で頭位になる場合もあります。

患者さんからのお便り(120)逆子(初診31週3日)少し時間がかかりましたが37週0日の健診にて頭位確認

それも40週過ぎての出生児体重が3,900gって(^ ^)

逆算するに、36週〜37週で3,000gはあったのではないでしょうか。

この方にどのような事をしたか。

お灸だけ?それだけで頭を下にしてくれる?

 

このような方もおられるので、最後まで私の方があきらめられないのです。

 

高い週数で頭位になった人の多くが体操だけでなくお灸だけでなく。

もう少し違った角度で逆子を捉えるようにしてもらっています。

 

それは

お腹の赤ちゃんへの関心の持ちようを、その方向を少しだけ変えてみる

ということ。

不安すぎる方の思考がどう変わっていったのか、そういう話もしています。

 

 

ということで

思い通りにならない子育てを素直に楽しむ

これで行きましょうよ!

そしたら楽になりますよ!

 

最後に妊婦さんに、特に逆子でお悩みの方に言いたい事があります。

ご自身の現実の中で、毎日の些細なことや小さな不安を先延ばしせず、できるだけ小さいうちに解決してもらいたいという事です。

子育てに自信を持つためにも、思い立ったが吉日です、先送りしないことはとても大切です。

 

トラブルは小さなうちに解決する。

些細なことも早めに解決する。

早めにその対策を始める。

 

この繰り返しは自信を築く事にもつながります。

他者に依存せず、思った事は行動してみる。

自分の力で解決しようと努力してみる。

 

そこで気づいた事は、将来必ずや子育てにつながるものと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

おおした鍼灸院院長の大下です。治療院の場所は神宮外苑いちょう並木近く外苑前駅と青山一丁目駅が最寄りです。運動器疾患だけでなく、頭痛、うつ、更年期、逆子等の治療にも取り組んでいます(妊婦治療は過去講演多数)。子どもは4人、すでに結婚した子もいます。その関係もあり子どもの治療や子育てのお話とかもさせてもらっています。