めまいの治療について

最近多いめまいのはり灸治療です。
もちろん病院で診断を受けての来院が条件です。
もしも病院に通っていなければ、先ずは病院で検査をしていただかないと治療はしません。

ですからなかなか治らない慢性化しているものを治療する事がほとんどです。

めまいも色々ですよね。
例えばフワフワするようなめまいだと、同じ姿勢が続くことによる神経の圧迫が原因かもしれません。
高血圧とか眼精疲労も原因になります。
そこにストレスが加味されて、なかなか治らない状態になっていることが考えられます。

クルクル回るメニエルのようなものだと、ストレスが主な原因になっている場合がほとんどです。
この場合、自律神経のオンとオフがチャンとできるようにツボを選んで刺激することは試したいですね。

立ちくらみのようなめまいは起立性調節障害とかが考えられるでしょうか?
腎水経とか肺金経の変動が多いように思いますが、もちろん他の症状と合わせて精査し証を立てて治療します。

いずれにせよ自律神経の乱れを改善するとか、気血のめぐりを良くする等によりホルモンバランスまでも整い、めまいの治療をしているのにもかかわらず、更年期様症状が楽になったとか、不安感が無くなってきたとか、よく眠れるようになったとか言われる方は多いです。

はり灸治療ですが、めまいの方は首や肩のコリにも悩んでおられる方が多いです。
これは首肩のツボだけでなく手足のツボも駆使して楽にしていかないと効果がなかなか現れません。

はり灸治療で楽になってくると「あの辛いめまいはもうイヤだ!」という事で、日々の生活もちょっとだけ改善してもらうようにしています。

やはり一番気を付けてもらいたいのが睡眠でしょうか?
タバコやアルコールもめまいの天敵ですが、これらはどう上手く付き合っていくか…でしょうか?

 

めまいについて、東洋医学では肝木経の変動と診る場合が多いです。そしてめまいは耳との関係も深く、耳と関係する腎水経も治療対象となる場合が多いです。

肝木と腎水とのバランスが取れてくると、交感神経と副交感神経の緊張が一気に解決し、自分で治そうとし始めます。
そうすればホルモンバランスも改善されるので、色んな不調がいつの間にか楽になっている、そんな感じでよくなっていきます。

ということで鍼灸治療は「良くなりたいという体の声を聞き、後ろからそっと歩き出すお手伝いをする、いわばその一歩を踏み出すお手伝い」…とでも理解していただけたら良いかと思います。

来院されている方の話です。
仕事場の隣になった方からの攻撃により、そちら側の耳が聴こえなくなり、メニエルが誘発されました。治療でとても楽になるのですが、隣にその方がいる限り、根本的に良くなることはありませんでした。

とにかく現状維持、これ以上悪化させないように、来春の異動までがんばりましょ!という感じで治療と励ましを行いました。

異動が決まり、その方と離れてスグに症状がなくなったとのことです。

はり灸治療の効果を大々的に宣伝できるような例では無いのですが、現状維持も立派な治療だと思いつつ現在も治療させてもらっております。

「はり灸治療の後はとっても眠れるんですよ(^^♪」

局所治療と経絡治療の併用で「あっ…なんだか楽!!」という感じになるお手伝いをさせていただきたいと思っています。