ジストニア等の治療について

鍼治療で効果 難治性疾患「ジストニア」

2007年09月26日 | うつ、パニック障害、ジストニア等

これは2007年に書いたジストニアの記事です。

新聞記事を紹介したものですが、これがいまだに読まれているようで、ジストニア様の治療をさせてもらう機会は今も少なからずあります。

そのような事もあり、たまにジストニアについて書いておりました。

ジストニアについて

なかなか難しい病気ですが、治療は他の皆さんと同じく、四診で証を立てて、それにしたがって治療をしております

ジストニアも自己治癒力をどう上げるかがポイントかと…

 

私がポイントにしているのは僧帽筋と胸鎖乳突筋の動きです。

副神経 accessory nerve

https://kotobank.jp/word/副神経-124035

第11脳神経(純粋な運動神経)で、肩にある僧帽筋と頸の前側壁にある胸鎖乳突筋の二筋を支配する。

ジストニアといっても痙性斜頸だけでなく最近ですとメージュ症候群、構音障害の方が来院されていますが、どの方も僧帽筋が自分の意思と関係なく勝手に動いてしまうようです。

メージュ症候群ですが、昨年8月から治療をさせてもらっている方がおられます。
発症2年目で来院、当初はいつ目をつぶるのかがわからず、横断歩道を渡る時がとても心配ということで、外出もままならず、ご家族と一緒でないと外出ができない状況でした。
今も外出には不安はあるものの、その頻度は少なくなり、ウォーキング等にも前向きになられているようです。
今年の3月で少しよくなったので、通院回数を減らし、今年の7月からは月に1度くらいの頻度になりました。
もちろん、人混みでは瞼が勝手に閉じてしまうこといまだにありますが、それでもその時間がとても短くなっており、目よりも他の症状(血圧、耳鳴り、肥満)を多く訴えるようになったのも治療が前進している証拠のように思っております。

そしてこの付近の筋肉、肩甲挙筋や菱形筋等も連動するため、それらの動きのあり方も観察しながら治療します。

考え方としては動き止めるのではなくより自由に動いてもらう感じでしょうか。

とにかくこれらの筋肉の動きを観察する。

もっと大きく動いていいよ!

という気持ちや言葉とともに鍼灸治療を行う。

そして筋肉を観察すると動きに変化が現れるようになります。

 

とりあえずこの治療は子育てと一緒。

環境を作ってあとは腹を据えて「待つ」という感じの治療も良いかと思います。

陰陽五行と心の関係

ここでも書きましたが、感情も治療対象としている東洋医学です。

私たち鍼灸師の武器を最大限に利用し、感情にも訴えかける治療ができれば、少しは楽になるのではないでしょうか?

気といいますか皮膚といいますか、経絡治療は皮膚へのアプローチを大切にしています。

まだ解明はされておりませんが、感情への働きかけができるのは視床下部への働きかけができているのではないか、という話もとても興味深いところです。

脳と感情と五行とあれこれ

これらのブログも参考に、来院を考えていただけると幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

おおした鍼灸院院長の大下です。治療院の場所は神宮外苑いちょう並木近く外苑前駅と青山一丁目駅が最寄りです。運動器疾患だけでなく、頭痛、うつ、更年期、逆子等の治療にも取り組んでいます(妊婦治療は過去講演多数)。子どもは4人、すでに結婚した子もいます。その関係もあり子どもの治療や子育てのお話とかもさせてもらっています。