陰陽五行と心の関係

東洋医学は感情も治療の対象としています。

そういえば以前このようなブログを書いていました。

ドラマ「夏の香り」と東洋医学

治療に欠かせないのが心理状態。

治療方針を決めるためには感情をも大いに利用する東洋医学では、心の動きや心理状態も治療の対象です。

(参考)七情と内臓との関係 日本中医薬研究会
http://www.chuiyaku.or.jp/tokushu/china-view05/chapter3.html

 

東洋医学の陰陽五行論では、五行すべてに感情との関わりを持たせています。

木、火、土、金、水のすべてが感情と何らかの関わりがある。

  • 木=怒
  • 火=喜
  • 土=思
  • 金=憂
  • 水=恐

つまり

  • 木は肝であり怒りと関係します。つまり怒り過ぎると肝気を損ないます。
  • 火は心であり喜びと関係します。つまり喜び過ぎると心気を損ないます。
  • 土は脾胃であり思いと関係します。つまり思い過ぎると脾胃の気を損ないます。
  • 金は肺であり憂いや悲しみと関係します。つまり憂い(悲しみ)過ぎると肺気を損ないます。
  • 水は腎であり恐れと関係します。つまり恐れた、驚いたりし過ぎると腎気を損ないます。

 

偏りすぎた感情にとらわれたり、精神的な苦痛を受け続けると、その気持ちが臓器の気血の流れを損ない、病変を作るという考えなのです。

気持ち一つでいろんな病気になるということは、気持ち一つで内臓が元気になる。

多分そういった側面は大いにあるんじゃないかと思っています。

そこへのアプローチが鍼灸は長けていると思っています。

ですから気持ちまでも変化することができる、そう信じて治療をしています。

2005年10月 東洋はり医学会10月例会

「人間は生まれながらにして怒り、恐怖、気持ちいい、気持ち悪い。という感情を持ち合わせているが、 生まれながらにして一つかけているものがある、これが”思う”ということ 。」

に関連したブログを書いていたのでご参照に!!

 

2013年2月

子どもの行動と陰陽五行について

子どもの治療だって、その子の感情が何に支配されているかを観察しないと治療は難しいです

 

これは子どもだけでなく大人だけでなく、全ての方の治療に言えることです。

例えば妊娠期にイライラしすぎると肝を傷つけるから肝血不足で赤ちゃんへの栄養が行きにくい

思い煩いすぎると脾気を弱めるので便秘とか食欲不振、もしくは甘いものや冷たいものを好み始める

 

気持ちがどんな感じなのか?雰囲気や話し方、声色や動作等々。

感情は経絡にも現れるのでその人の雰囲気から察するとか、辛いことやらを聞いて、実際に経絡を触って皮膚の虚実を確認することお治療の一環です。

 

気持ちを変えるとか性格を変えることができれば、今の症状なんて飛んでっちゃう!

でもそんなのできない?いやできる?

30歳を超えてから性格を変えることは可能なのか?

あなたの人生に革命を起こす「アルフレッド・アドラーの言葉」を特別公開! DIAMOD ONLINE

https://diamond.jp/articles/-/145310

自分自身の意思で「変わりたい」と思えば、変えることは可能です。なぜならば、現在のライフスタイルは自分自身が作りだしたものだからです。

性格は変えられるとアドラーは言っています。

心理学的にも性格は書き換えられることができます。

それを助ける力が鍼にもお灸なにもあるのではないかと思っています。

気持ちにまで作用する鍼灸治療ができたら、と勉強の毎日です。

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ABOUTこの記事をかいた人

おおした鍼灸院院長の大下です。治療院の場所は神宮外苑いちょう並木近く外苑前駅と青山一丁目駅が最寄りです。運動器疾患だけでなく、頭痛、うつ、更年期、逆子等の治療にも取り組んでいます(妊婦治療は過去講演多数)。子どもは4人、すでに結婚した子もいます。その関係もあり子どもの治療や子育てのお話とかもさせてもらっています。