有痛分娩と無痛分娩

有痛分娩という言葉にちょっとびっくりした、そんな他愛のないなしです。

「何も言わなければ「無痛分娩」になる国では、麻酔無しでの分娩は「有痛分娩」って言うのですよ。」

海外生活の長い逆子治療で来院された患者さんからのこの話にチョットびっくり!

英語で有痛分娩はなんと言うのでしょうか?

痛みを従う自然出産という感じでしたら

painful natural delivery

とでも言うのでしょうか?

探してみましたが、どれが本当の有痛分娩か、探しきれなかったです。

 

それにしても

所変われば品変わる

出産一つとってもお国柄があるのですね。

 

ところで麻酔を使った分娩についてですが、参加麻酔学会のホームページQandAを引用しました。

無痛分娩等ご存知ない方は参考にされるといいかと思います。

無痛分娩Q &A〜日本産科麻酔学会
http://www.jsoap.com/pompier_painless.html

無痛分娩についてですが、無痛分娩をしない病院もたくさんありますし、無痛分娩ができたとしても、施設によってやり方が大きく違うようです。

評判の良い病院や総合病院大学病院の無痛分娩は予約が早く埋まるようですので、無痛分娩での出産を希望される方は妊娠する前から出産予定病院を探した方が良いと思います。

 

この無痛分娩ですが、英語では

painless delivery

と言うようですね。

でも、、

“less”は「少ない」という意味なので、無痛という言葉はちょっと違うかな。

どれだけ麻酔でコントロールしても出産はどこかに痛みは感じるので。

 

ですから「無痛」と謳っておいて「痛いではないですか?」と言われたらどうなんでしょうね。

お話を聞くと「結構痛かったよ!」っておっしゃる方は多いので。

 

……、といった、そんなこんな思っていたのが10年ほど前のこと。

 

そんなこんなでこの疑問に思っていた言葉に我をばと登場したのが「和痛分娩」

とりあえず、無痛分娩と和痛分娩の間に正式な違いはないみたいです。

 

多分先生方も色々言われたんじゃないかなぁと。

無痛っていうけど結構痛かったです!って、、。

それで和痛という言葉が登場したのかと推測する次第です。

 

麻酔による出産ですが、出産する日を決めて入院し、麻酔と促進剤をつかって分娩するものと、子宮口が開くまで自然に待って、赤ちゃんが出てくる時に痛みを取るために麻酔をするものがあります。

 

余談ですが自然分娩という言葉があります。

しばしば普通分娩とも言われます。

英語だとnatural birthとかactive birthとか言うのでしょうか?

ナチュラルな出産。

日本ではこの出産法を体験したいと思っておられる妊婦さんがとても多いように思います。

でも、帝王切開経験者、もしくは帝王切開になる可能性のある妊婦さん(特に逆子で心配をされている方)。

帝王切開は自然じゃないの?

帝王切開は普通じゃないの?

と過剰に反応される方がおられます。

ですから私は自然分娩という言葉は気をつけて使った方が良いと思います。

 

そういえば…。

そういえば最近は帝王切開後の経膣分娩ことをVBACと言わずTORACと言ったりしますね。

「コウノドリ」というドラマでTORACという言葉が使われていて探してみました。

金曜ドラマ『コウノドリ』
http://www.tbs.co.jp/kounodori/

 

TORAC; Trial of labor after cesarean section

帝王切開後の自然分娩への挑戦

第1子で帝王切開をした妊婦が、第2子の出産で自然分娩(経膣分娩)に挑戦することを指します。

 

かたやVBACは

VBAC; Vaginal birth after cesarean delivery

帝王切開出産後の経腟分娩

といいます

 

TORACしてみます?

 

VBACを考えてみます?

 

妊婦さんへの説明でどちらを使うか決まるようですね。

 

最後に妊婦さんが一番冷やしてはいけないところが足首。

東洋医学的に足首だけが冷えている人は胃腸と子宮のバランスが悪い場合がほとんどです。

ノボセと足の冷え おおした鍼灸院のブログです
https://blog.goo.ne.jp/felizfelizfeliz/e/badb4324f352dbd142205105990054c0

ですから足全体を温めるよりも、足首だけを温めることが大切な場合が結構多いです。

この暑いのに足元なんて温めらないよ!

と思っておられる妊婦さん、

足先は出していいですから、足首だけをレッグウォーマーとかを着けて寝てみてください。

そんなに気にならないどころか、安心感すら感じると思います。

お試しあれ!!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

おおした鍼灸院院長の大下です。治療院の場所は神宮外苑いちょう並木近く外苑前駅と青山一丁目駅が最寄りです。運動器疾患だけでなく、頭痛、うつ、更年期、逆子等の治療にも取り組んでいます(妊婦治療は過去講演多数)。子どもは4人、すでに結婚した子もいます。その関係もあり子どもの治療や子育てのお話とかもさせてもらっています。