広島での選挙で思う現職のしがらみと、望む子育て世代の台頭

統一地方選挙だが、広島の現職の強さは計り知れない。変化を嫌う広島のおぞましさ、「広島県からの転出超過9207人、その年齢は20歳代が7割近く、2年連続全国最多」というのも頷ける。私もあの保守的な空気が嫌いで、高校を卒業して他県に飛び出た人間だから。選挙は現職が必ず勝つ仕組みがすでに構築されている出来レースだし、汚職云々、記憶に浅い参院選広島選挙区の大規模買収事件があっても、異を唱える事は許されない。今回選挙に携わり、広島県民のその諦観がよくわかった。実際この事件で正式起訴された地方議員のうち、県議1人と市議4人が立候補する県なのだ。立候補しなくても、首をすげ替え親族が立候補する。そのとんでもない異常性が当たり前である広島県民に救いの言葉もない。そんな県だ、2度とこの地で生活したいとは思わない人間が現れることもよくわかる。

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鍼灸師,按摩マッサージ指圧師 / 東京スキンタッチ会会長 / 逆子治療アドバイサー / 経絡鍼灸治療専門家 / 東洋はり医学会会友 / ヴィパッサナー瞑想経験者 / 子どもは4人。趣味はウォーキング、カメラ、野球、ラグビー、アメフト観戦等。