高年初産って、不安ばかりですよね?
高年での出産によるリスク(早産、胎児奇形、胎児の死亡等々、)は言われなくてもわかってる!って感じですよね!
他で散々言われているから、私はそこを意識させてしまうような言葉は慎むようにしています。
なので高年での子育てと子どもの健康と発達との関係を評価したエビデンスを探してましたが、見つけることができないでいました?
そこからのこれです!
母体年齢の上昇と子どもの健康と発達と関係についての仮説からの検証
「高年での子育てが、5歳までの子供の健康と発達に良い影響を与える」という論文です
The health and development of children born to older mothers in the United Kingdom: observational study using longitudinal cohort data
- 子どもの怪我や入院のリスクは、母親の年齢が上がるにつれて減少
- 言語発達は母親の年齢が高くなるにつれ改善
- 母親の年齢が高くなるにつれ社会的・情緒的困難は減少
それが貧困層にも適用とのこと!
社会的経済的に裕福な高年の方だけでなく、貧困層も、っていうの、大変興味深い論文です。
※ シュア・スタート(Sure Start)という言葉、初めてしりました(^◇^;)
「恵まれない地域に住む就学前の 子ども(注:イギリスでは義務教育開始が5歳 なので、4歳以下の乳幼児)とその親を対象と した、イギリスの早期介入施策の総称」
こんな論文もあります。
33週未満の早産新生児と母体年齢の関係
33週未満の早産新生児と母体年齢の関係についての論文です
対象33w未満新生児12,326人
出産年齢が上がるにつれて帝王切開分娩、出生前ステロイドの使用、母親の高血圧、および糖尿病は増えるが新生児の死亡率、壊死性腸炎、敗血症の減少するとのこと。
この論文すごくないですか?
もちろん初産経産の違いとかもあると思いますが、妊婦さん安心させるための武器が一つ増えました。
コメントを残す