体は治るようにできている?

刺さない鍼ってたくさんありますね(私のじゃないの多いけど^^;)


皮膚をどのように変化させるか

過去にも色々書いていますが、最近も肌をどう変化させるかが大切だと思ってます。子どもの治療を多く手がけるようになり、ことさらそう思うようになりました。実際、筋肉を刺激するような治療だとうまくいかないこと甚だ多く、気を動かす、肌を変化させる、それをメインに内臓の関連痛や筋肉の痛みを考えて治療方針を組み立てると、良い結果につながる事が多々あります。

実際のところ、鍼灸治療は「痛い」「熱い」といった印象を持たれている方が今だに多いのは事実だと思います。でもこれは間違いで、腰痛や肩こりだけでなく、子どもの治療も痛いとか熱いでは治りません。精神疾患や内臓疾患もそうで、治療方針は一緒です。

もちろん私も肉体労働やスポーツ関係の方には筋肉へ直接アプローチします。でもそこはメインの治療ではなく、筋への直接のアプローチをやるときも経絡治療はしております。

実際骨格系へのアプローチはリハビリや整形、接骨の先生に任せていいと思います。そことは違う治療で差別化をはかり治療する、それが鍼灸のできることなのではないかと思っております。

体は治るようにできている

体は治りたいんです。
もともと治るようにできているんです。

※ 「治る」という考え、私の養生の考えにはないのですが 、、、

例えば一度精神疾患に罹ると治すのは並大抵ではありません。神経細胞はとても頑丈な細胞ですが、一度傷つくと修復にとても時間がかかります。それも治るのは眠っている時なので、それでなくても眠りが浅い精神疾患、改善が遅々として進みません。ましてや気の短い人が多いとくれば言わずもがな。

皆さん病院を転々としますし、鍼灸治療もすぐに諦めてしまうわけです。続いている人はよくなりますけどね。

皮膚へのアプローチが神経系を元気にする!

皮膚と神経系は外胚葉由来の臓器、皮膚へのアプローチにより神経系統も治りやすくなります。神経系だけでなく内臓の病変にも効果があるので、鍼灸治療、特に皮膚をコントロールする経絡治療を治療の根幹にしています。

私は鍼灸の中でもこの「経絡治療」という方法で治療しております。カイロにマッサージ、普通の鍼等、いろいろ勉強しましたが、この治療に出会って、刺すことだけが治療ではないということを教わりました。皮膚をどう変化させるか、皮膚表面の虚実をどう平らかにするか。

経絡は十二の系統に分別されています。その内外を気血が巡って生きているってことになります。東洋医学ではそう考えます。

経絡には体表を巡る外経と、五臓六腑や筋骨に巡る内経があります。内経は触れることができませんが、病に罹ると皮膚にコリや、圧痛、艶なく凹みができたりします。このつながりを勉強して治療する。だから体表だけでなんとかできるわけです。

皮膚は体を包んでいるだけだと思ったら大間違い!最大の感覚器官でもあるわけですし、ココをどう変化させるかだけでも治癒に結びつきます。

表皮細胞はそれ自体が考え行動しているらしい節があると、皮膚科学の先生が言っておられました。鍼灸治療で皮膚を観察するようになり、また温冷浴や薄着で皮膚の効果を目の当たりにするにつれ、ここへのアプローチは、今の医学を補完するに余りあるものように思えてなりません。

https://oosita.jp

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2004年、南青山2丁目に”おおした鍼灸院”を開業しました。「鍼灸師が教える子どもツボ健康法」東京スキンタッチ会会長、東洋はり医学会会友。経絡鍼灸治療で針の痛みを感じる事無く治すよう心がけてます。逆子の治療はとても得意ですが、実は筋肉系の不調も得意です。子どもは4人、子どもの治療もしています。最近はカメラ、野球、ラグビー、アメフトに興味津々。