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骨盤位外回転術(External cephalic version (ECV))について
外回転術を受けられた方の話はとても貴重です。施術を受けた皆さんの感想や、外回転術で有名だった中野の白石医院で直接伺った話等々、客観的な情報も興味がある方にはお伝えしています。
実際、外回転術をやらなくなった病院は多くなりましたが、都内でもやっているところはありますし、迷惑をかけてしまうかもしれないのここには書けませんが、外来で外回転術を行うところもあるにはあります。
以前は32〜34週ぐらいで施術してくれる病院も多くありましたが、現在は36週をすぎて行う場合がほとんどのようです。
そしてそのやり方も施術する医師により全く違い、ある病院では麻酔は使うけど張り止めは使わないし、反対に麻酔を使うと危険を察知できないので麻酔は使わないけど張り止めは使うとか、、。
どちらも使う先生もおられますし、お話を聞くと、そういうことなのね!と思う事がたくさんあります。
逆子外来について
ところで逆子の外来についてですが、成育医療センターが「逆子外来」を行っておりました。
でも患者さんが殺到したのか、はたまた外回転術ができる医師が転勤になったのか、外来の方はやらなくなりました(成育で出産予定の方は施術されている模様)。
それと同時に2018年より都内のある病院で外来での外回転術が可能になった、との情報も。
成育医療センターが骨盤位外来を行うようになり予約が殺到した、という経緯を知っているので、この話は来院された方でご希望の方がおられればお話しする程度にしております。
※逆子の外来施術は変遷激しく、昨日の情報もすぐに古くなってしまう始末です。でも私が知っている限りの情報は来院された方に随時お伝えするようにしております。
追記;成育医療研究センターの骨盤以外来は現在もやっているみたいですが、やはり成育医療センターにかかりつけの妊婦さんだけが対象とのことです。(2019年11月29日現在)
以前は外回転のための紹介もお受けしておりましたが、諸事情により当センターでの外回転も当センターかかりつけの妊婦様のみとさせていただいております(他の産院に通院中の妊婦様からの受診は原則お断りさせて頂いております)。
https://www.ncchd.go.jp/hospital/pregnancy/senmon/kotsubani.html#10
以前に書いたブログから
外回転について
「その時(外回転術が成功し経膣分娩できたこと)は嬉しかったけど、赤ちゃんがそこにいたいにもかかわらず、私が帝王切開が怖いという理由だけで、赤ちゃんがいたい場所(逆子の状態)に居させてあげる事が出来なかった…その事を後悔されていたのです。」
外回転は「待てる」かどうかだと思うわけです
外回転術で有名だった白石医院の白石先生にお話しを伺いにいったのも良き思い出。先生のお話がとっても面白くって、お忙しいにも関わらず話し込んでしまい、その節は本当にありがとうございました。
外回転術のリスクが心配
治療院でも外回転術は心配、との声をよく聞きます。
ネットでは心配になる事が多々書いてありますので迷って当然だと思います。
家内に聞くと、絶対に外回転術はやらないと言っていました。
でも、いろんな方のお話しをお聞きし、施術を受けるという選択肢もアリだと思います。
危険性についてですが、最近の外回転術の危険性はとても低いように思います。
というのも、リスクを伴うやらなくて当然の施術をあえてやるという事は、先生に自信があるのか、そこまで無理しないのか、、。
外回転術の体験談
外回転術を体験された方の話も多く伺っておりますので、その話もご希望あれば治療中にさせてもらっています。
この方は結局外回転術でも回らなかったのですが、その気持ちの移り変わりが参考になるかと思い、ご希望の方には一読してもらっております。
気にしてもらいたいこと
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ネットで検索する場合はいつ書かれた記事なのかを確かめる。
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不安は医師に聞いてみる。
とても大切だと思います。
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