テイ鍼なる棒使いの私です、こんな棒を使っての治療もしています!
【逆子の鍼灸治療】1回しか来院できなくても大丈夫!
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早生まれになると保育園に入れられなくなる。そうしたら仕事をやめなくてはいけなくなるかも、、、
少し前に書いた逆子と帝王切開と早生まれについてのこの記事の中にある逆子で来院された中国の方の話を膨らませてみました。↓↓ ↓ ↓
逆子と帝王切開と早生まれと
2人目も逆子
2015年に逆子で来院された方の話です。名前を仮に徐さんとしておきます。
出産予定日が4月7日、逆子で帝王切開になると3月生まれ(早生まれ)になるのが不安で来院されました。
初診が2月6日(31週3日)、来院前日の健診で1,700g、けっこうな大きさでしたが32週2日の健診で逆子は直っていました。
※ 一人目(2012年)も逆子で34週4日と35週0日に来院、35週4日の健診で頭位確認。
帝王切開に対する不安はない
一人目は周りの勧めで来院、二人目は保育園に入れにくいということを心配しての来院でした。というのもお住まいが豊洲です。ベビちゃん多い保育園激戦区です。11月生まれの一人目でも大変だったのに、早生まれだと保育園に入れられるかどうかがとても心配とのことでした。
むしろ帝王切開で出産したい
徐さんのご出身は中国の大連というところで、従兄弟が17人いるそうです。大連の出産事情をお聞きすると、そのほとんどが帝王切開とのことでした。特に問題もなく帝王切開を選択する人が多いそのわけをお聞きしたところ
- 帝王切開だと骨盤の形が変わらないから産後のダイエットがうまくいく
- 日にちが決まれば何かと便利
- 何時間かかるかわからないのに辛い思いをする意味がわからない
- 周りのみんなが帝王切開だから
- 帝王切開しない意味がわからない
こんな理由を教えてくれました。
未年の子どもは短命
余談ですが面白い話もお聞きしました。
中国では未年の子は短命で幸せになれないとの迷信があるそうです。実は2015年は乙未年、徐さんは日本に住んで長いからか、この迷信をそれほど信じているそぶりま見せませんでしたが、会話の流れでこの話が出てきたということは、迷信として周りから言われていたのかもしれません。
調べてみると「十羊九弱」という言葉から来ているみたいです。
女の子の場合「未守空房」といって未年の女性と結婚すると夫が早死にするといった迷信があるそうです。
ということで、当院は2004年に開業したのですが、2012年あたりから逆子の治療が増えています。
予定帝王切開だと早生まれになる場合、2月初めまでには逆子治療を開始したい
統計をみてみると、予定の帝王切開だと早生まれということがわかり来院される時期が2月半あたりからが非常に多いです。ちょうど32週の頃かと思います。この時期からですと、逆子が直る割合が極端に減るので、早めのアナウンスをすることにしました。
今こられている4月8日がご出産予定日の方ですと、1月29日で30週0日です。30週ですと1,000g~1,500gはあるように思います。
お腹が柔らかいとか背が高いとか睡眠時間を確保できるとか、そういう人はまだ直る余地はありますが、1,500gを超えると途端に動きにくくなるので、早めに鍼灸院に連絡することをオススメししています。
お灸をしようか迷っています
お灸をやっておけばよかった!
体操をやっておけばよかった!
産後それがいつも頭をもたげてしまい、悲しくなってしまいます。
お灸は熱いのではないかとか、面倒くさいとか思って行かなかったけど、この子のためにお灸をしておけばよかったかと思うと、なんだか辛くなってしまいます。
逆子直しはクセ直し。そう思って治療をしています。
心と体のクセが直れば、下を向くだけでなく、出産や産後の肥立ちにも役立ちますし、自然と子育て脳に変わるのではないかとも思っています。
そのための
- お灸であり
- 呼吸であり
- 体操であり
- 睡眠であり
やれそうなことを全てやっていたら、諦められるし、子どもが生まれても自分の出産を振り返ることは少なくなります。
逆にあれをやっておけばよかった、これをやっておけばよかった、といった気持ちが心の底でうごめいていると、産後もそのことを思い出し、不安に苛まれることも多々あるように思います。
産後のこと、子育てのことまで見据えてもらえるように治療することが、私の使命だと思っています。そこはぶれることなくお伝えできる全てのことを治療中にお話したいと思っています!
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