妊娠時の脈診について

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妊婦さんが多く来院されるとはいえ28週以降の方がほとんどの鍼灸院です。

妊娠されてすぐの脈、勉強はすれど診る機会は少なかったのですが、不妊治療での来院が増えるのにしたがい妊娠時の脈の変化を観察する機会も多くなりました。

ということで、前に書いたこのブログを参考に、こちらのブログにも再掲することにしました(ほぼ同文(^◇^;))。

(参考)
妊娠初期の脈について
2012年12月06日 | 安産・逆子

確かに妊娠期の脈の変化は勉強になります。

勉強のために脈を観察する、その考えはいい事かもしれません。

 

古典によると、妊娠時の特徴的な脈に「滑脈(かつみゃく)」というものがあります。

これは「盆に珠をころがしたような」「玉が転がるような」脈のことを言います。

 

脈所で言えば、実際に妊娠すると神門のあたりといいますか、小指側の尺骨動脈が強く触れるようになると、妊娠の兆候があるとのことです。

ここの脈の強弱で男女の区別をしている先生もおられるようです。

妊婦でなくても小指側の脈が長く伸びたように感じる方もいますが、脈が長く強くなるというのがミソですね。

 

胃の気」の脈が充実してくるようだと妊娠しやすいということ。

これを探るのは私にはチョット難しいですが、参考にはしています。

 

あと、妊娠すると六部定位脈診で指を触れるところの「寸関尺」よりも長く脈が触れるようになるというのも面白いですね。

人差し指、中指、薬指だけでなく小指を脈所にあてがってもしっかり触れてくるようになるとしめたもの!

これは不妊治療からの継続患者はわかりやすいので、しっかり観察すると面白いかもしれません。

 

これら妊娠期の脈ですが、だいたいにおいて妊娠3ヶ月、11週が終わるまでには消えるように思います。

ただ、つわりが長引く方は、その脈が長く続くように思っております。

この脈が変化するとつわりも終わりに近く、そんな感じで観察しているのですが皆さんいかがお考えでしょうか。

 

不妊治療で通っておられる方が多い先生の場合、何かの参考になるかもしれないので覚えていても良いかとは思います。

そのほか多くの人が妊娠すると「数脈」になります。

これは多分そう、、。

 

性別を当てる先生もおられるようですね。

右の脈が強ければ女の子だとか、左の神門が強ければ男の子だとか…

ただ、男の子女の子関係なく、生まれた子を育てればいいとだけ思っているので、まことしやかにこの話をする人がいたら距離を置くかもしれません。

脈診の修練にはなるかもしれないのですが、お好きな方はどうぞ、といった感じです。

 

実際のところ、、

妊娠したかどうかは検査薬で事足ります。

でもなかなか興味深いので、診る機会があればその前後を観察すると良い学びになると思います。

妊婦さんのこむら返りとスマートフォン

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2004年、南青山2丁目に”おおした鍼灸院”を開業しました。「鍼灸師が教える子どもツボ健康法」東京スキンタッチ会会長、東洋はり医学会会友。経絡鍼灸治療で針の痛みを感じる事無く治すよう心がけてます。逆子の治療はとても得意ですが、実は筋肉系の不調も得意です。子どもは4人、子どもの治療もしています。最近はカメラ、野球、ラグビー、アメフトに興味津々。